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開店にあたって準備しておく事

スムーズに開店し、その後の経営を成功させるには、少なくとも以下の事について準備を進めなければなりません

●お店の基本的な準備 

1. そもそもどのようなお店にするのか

ファミリー層や会社勤めのサラリーマン、女性や一人暮らしのお年寄りなど、どの層をターゲットとし、どの値段帯を中心とするお店なのか。これらをしっかりと設定することにより、お店のメニュー、場所や広さ、お店のスタイルが変わってきます。また、そのお店ならではの売りを何にするのかも大切です。他にも競合店がどのくらいあるかやその値段帯なども知っておいた方が良いでしょう。

2.開業資金の見積もりと資金調達

開業資金はいくら必要になりそうか、およそ見積もっておく必要があります。

例えば店舗物件取得費、内外装費、厨房設備費、食器などの必要物品費。また、当面の運転資金も多めに見積もっておいた方が良いでしょう。

必要金額が見えてきたら、資金を調達しなければなりません。一般的には、自己資金、知人親類、融資などが多いようです。

3.店舗物件の選定と内外装工事

一度開店したら、内外装費や認知度の問題もあり、そうそう移転できるものではありません。

好立地であったり広い物件であれば、それだけ賃料は高くなり、月々の運転資金を圧迫します。しっかりとした事業計画を立てて、それに見合った物件を選定する必要があります。

物件を決めたら、お店として整えるために内外装工事をする必要があります。設備等は飲食店営業許可申請において要件がありますので、確認しながら進める必要があります。また居抜き物件であれば、諸々の経費を節約できる場合が多々あります。

4.スタッフの募集・採用

スタッフを募集するに当たり、どのような条件で何名採用するのか。条件によっては応募が少なかったり、後々経営を圧迫したりしますので、事業計画に沿ってよく考えて募集しなければなりません。

5.メニュー表や広告、看板など販促ツールの準備

細かい事ですが、実際にお店を開いたら必要となるもので、お客様の目に触れる販促ツールはしっかりとした物を用意しましょう。

●営業をするための行政機関への各種手続き

6.営業許可申請手続き

食品関係の許可・届出は業種によって多岐に渡ります。営業許可申請手続きで大体はカバーできますが、もし他の申請が必要だったという事になれば、やろうとしている営業ができないという事もあります。自治体によってケースバイケースという事もありますので、事前にご相談いただければ、関係部署への確認も含めて手続き対応致します。

7.消防署への手続き

管轄の消防署に、工事等計画の届出や防火対象物使用開始届を提出する必要があります。内装工事を行う前に届出が必要なものもありますので、事前に消防署や内装工事業者とご相談下さい。

8.警察署への手続き

深夜にお酒を出す場合は、目的に応じて警察署へ「深夜酒類提供飲食店営業開始届出」や「特定遊行飲食店営業」の許可申請等の手続きをとる必要があります。この際、立地や店舗内設備にも制限がありますので、注意が必要です。

9.税務署への手続き

お店を開業するにあたっては、税務署への届出(開業届等)が必要となります。

 

各公官庁への届け出に対応致します。ぜひご用命下さい。

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